法然上人 
800年 大遠忌

記念 あれこれ
 






法然上人800年 大遠忌記念 北部組
[五重相伝] 
2010年5月2日〜5日 三ノ輪 浄閑寺にて




法然上人800年に向け、浄土宗東京教区では、
各組(東京の浄土宗のお寺は、いくつかの組に分けられています)で、
五重相伝会が、開催されました。


そして・・・ 
2010年 5月2日より 4日間 三ノ輪の浄閑寺において、
北部組(葛飾、足立、山谷、中、の4つの部からなる、城東地区の組です)主催の
五重相伝会 が 開催されました。

五重相伝会というのは、浄土宗に帰依する檀信徒が日々
どうような心構えで生きていくのがよいのか、を 勉強する場、とでも申しましょうか。
(詳しくご説明すると、長くなりますので、改めて解説できるページを設けたいと思います)


そして、
法問寺の住職は、 これも、ご縁でしょうか・・・
この800年記念の様々な行事のお役として、動くことになり、
この五重相伝会でも、中心になって引っ張っていくお役になりました。


また、
法問寺からも、寺庭の私を含め、四名の受講者が
この五重相伝会を受けることになりました。

  

世間は、ちょうど ゴールデンウィークですが、四日間朝から夕方まで、の日程で 
勧誡師といわれる、法然上人について、お念仏について、浄土宗の教えについて、など
様々なお話を、ご自分の体験とともにお話して下さる先生のお話をうかがったり、
浄土宗のいろいろな作法などを、法要のなかで授けていただいたり
お念仏をしたり致しました。



北部組のお寺から、たくさんの檀家さんたちが、受講されました。


成満後に、浄閑寺、ご本尊の前にて・・・


また、
法問寺の檀家さん、たくさんの方々から、お預かりした
贈五重(おくりごじゅう)」も、この会期中に、皆で手回ししながら、
お念仏を唱えて、回向を致しました。





なかなか、日々の暮らしの中で、時間に追われて暮らしている現代、
教えて頂いた通りに生きるのも、難しいとも、思われますが、
なにかのとき、きっと、心の支えになっていくのではないか、と、思いました。
大変、心に響く、ゆったりと、また、厳しく過ごした4日間でありました。